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株式投資にはリスクが伴う。
不思議なもので、株式投資を始める前は「株は恐いもの」と考える人が多いが、買う銘柄が決まり、注文を出す時点になると怖さはどこかに忘れ「株は必ず儲かるもの」という意識になる。
株式投資を実際におこなうと、買値が1円でも下がるとそれだけで「明日暴落するのではないか」と恐れるが、1円でも上がると「明日には2倍になるのでは」と妙な期待を抱くものである。ちなみに日本株では値幅制限というものがあるため1日、2日で買った株価が2倍になることはほとんどない。
株式投資の解説書では、毎日の株価の変動に一喜一憂する必要はないと書かれているが、それはちょっと無理な話である。私もそうなのだが、毎日携帯メールで送られてくる株価情報を見ながら不安な気持ちを持ち続けている。
株式投資を始めておこなう人にとって、毎日の株価に一喜一憂することは仕方がないことなのかもしれない。今、株式投資で成功している人もこのような経験を積んで変わっていったのである。あなたもあせる必要はない。ただいつまでも毎日の株価に一喜一憂していると、市場の雰囲気に流されて不要な売買を繰り返し【勝てない投資家】になってしまう恐れがある。気をつけてほしい。
株式投資にあなたは向いているか?それを判断する材料はいくつかある。
私は株式投資に向かない人には2タイプいると考えている。
ひとつは資金的に無理のある場合。もうひとつは性格的に向いていない場合である。
株式投資は損失を被る可能性があるため、余剰資金で運用することが基本となってくる。ローン返済が滞ったり、住宅ローンがスタートしたばかりの人は、現在は資金的に余裕があるかもしれないが、まだ安定しているとはいえない。株式投資に失敗したときには急速に家計が苦しくなるケースも考えられる。
株式投資は性格的に向き不向きがある。かっこよく言ってしまうと株式投資は冷静な分析力と大胆な行動をともに必要とするものである。そのためそれからあまりにも外れている人は適正がない。要するに自分をコントロール出来ない人はやらないほうがいい。具体的には極度に心配性な人、何をやるにも他人任せな人、ハプニングに弱い人、極端に見栄っ張りな人などが当てはまる。
株式投資は性格的に向いていても、食事や旅行など、プチな欲望のためだったらやめたほうがいいだろう。株式市場に参加している投資家の多くは真剣だ。中には人生をかけている人もいる。そうした人達に安易に立ち向かって勝てるはずがない。株式投資とは真剣に取り組むべきだ。